当　北方文化論講座で民族言語学の教授を長年勤められた津曲　敏郎（TSUMAGARI Toshiro　つまがり・としろう）先生が３月末日を持ちまして、北海道大学を退職されることになりました。

津曲先生は北海道大学文学部卒。同大学院文学研究科修了。北東アジアのツングース系少数民族言語の記述的・類型的研究を行い、最近は特にロシア沿海地方のウデヘ語話者について、民族言語によるライフヒストリーの記録を継続的に刊行されるなど、小樽商科大学および北海道大学において民族言語学の研究と教育活動に尽くされました。また２０１１年４月～２０１５年３月には北海道大学総合博物館の館長も兼任されました。

先生の長年にわたる研究ならびに教育分野での多大なご貢献に心より敬意を表し、退職記念講演会を開催いたします。学生・元学生諸氏はもとより、幅広く皆様方のご来聴をお待ちいたします。

 

 

津曲　敏郎先生　退職記念講演会　　（申込不要、参加無料）

日時：2017年3月25日（土）　15：00～17：00（開場14:30）

会場：北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟　Ｗ202
（札幌市北区北10条西7丁目　JR札幌駅北口または地下鉄北12条駅から、徒歩10分）
http://www.hokudai.ac.jp/introduction/160812sapporao_can_map.pdf

演題「辺境の言語学：コトノハノハノトコ」
津曲先生から一言：「世界の主要言語よりは辺境の少数言語、そしてコトバの中心的部分よりはむしろ周辺の関連領域に目を向けてきました。そうした仕事の一端を振り返る機会とさせていただきたいと思います。」

（ポスターはこちら）

 

また、記念講演に続きまして、津曲先生を囲んでの退職記念祝賀会も催しますので、こちらも併せてご案内いたします。

津曲　敏郎先生　退職記念祝賀会（要事前申込、会費制）

日時：2017年3月25日（土）　18：00～20：00（受付開始17：40）

会場：北海道大学 ファカルティハウス エンレイソウ内 レストラン「エルム」
（札幌市北区北11条西8丁目　講演会場から、徒歩3分）
http://www.hokudai.ac.jp/introduction/160812sapporao_can_map.pdf

会費：5,000円（当日、受付でお支払いください。）

お申し込み：3月3日（金）までに、お名前、ご住所、メールアドレスを、
hu.let.kanji@gmail.comあてにお送りください。

 

幹事
佐々木　亨（文学部 北方文化論講座）
永山ゆかり（文学部 北方研究教育センター）

 

連絡先：060-0810
札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学 文学部 北方文化論講座
佐々木亨
e-mail：hu.let.kanji@gmail.com